トキ 産卵の可能性…佐渡で営巣のつがい1組 環境省(毎日新聞)

 環境省は29日、新潟県佐渡市で放鳥したトキ30羽(1羽は直後に保護)のうち、佐渡で営巣していた1組のつがいが産卵した可能性が高いと発表した。トキの自然界での産卵は1979年に佐渡で確認されて以来、国内では31年ぶり。有精卵であれば約1カ月でふ化するという。

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 同省によると、このつがいは08年に1次放鳥された3歳の雄と、09年の2次放鳥の1歳の雌。28日朝から一日中、雄と雌が交代で巣に残り、座り込んでいる様子が確認されたという。同省の笹渕紘平自然保護官は「卵の有無は目視で確認できていないが、産卵した可能性が高いと考えられる」と話した。

 また、同省は、佐渡で新たに1組のつがいが営巣する様子が28日に確認されたと発表した。雄が雌の背中に乗って、くちばしを合わせるなどの求愛行動「擬交尾」も数回観察されているという。営巣が確認されたのは3組目。【畠山哲郎】

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分散飼育のトキが産卵=石川(時事通信)

 国の天然記念物トキが分散飼育されている石川県立いしかわ動物園(能美市)で27日朝、飼育中のつがいの雌が卵1個を産んだことが確認された。トキの産卵は、佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)、多摩動物公園(東京都日野市)に次いで3カ所目。
 いしかわ動物園によると、つがいは8歳の雄と6歳の雌で、佐渡トキ保護センターから分散飼育のため1月に移送されていた。
 このつがいの雌は、今後1週間ほどの間に、断続的に計3〜4個の卵を産むとみられる。卵はふ卵器に入れ、有精卵かどうかの判別を1週間後に行う。有精卵だった場合、ふ化は4月下旬から5月上旬の予定。 

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<マガン>明けの空に飛び立つ影の群れ 北海道・苫小牧(毎日新聞)

 朝日が水平線に顔を出し、空がオレンジ色に染まる時刻、無数の渡り鳥が一斉に飛び立った。北海道苫小牧市のウトナイ湖には、国の天然記念物マガンが本州の越冬地から飛来している。

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 今年は2月末に最初のマガンが飛来し、24日には7万羽を超えた。来月には約80キロ北の宮島沼(美唄市)に移動し、宗谷岬を経て、シベリアの繁殖地へ向かう。【木葉健二】

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【あれから、15年 地下鉄サリン事件】(3)「逮捕しないと事件終わらない」(産経新聞)

 ■雑踏の中、風化と闘い

 東京メトロ大手町駅。ホームや通路で通勤客らが次々と倒れている。全員の意識は朦朧(もうろう)としている。「汚染物質はサリンと判明。十分注意して対応にあたれ」。化学災害に対応する東京消防庁のハイパーレスキュー隊員らがオレンジ色の防護服に身を包み現場に突入してきた。防毒マスクを付け、手には空気中に含まる化学物質を特定する計測機器などを持っている。完全装備の隊員たちは負傷者を地上へ運び出していった…。

 3月16日朝、地下鉄サリン事件から丸15年を前に、地下鉄駅構内でテロ組織がサリンを散布した事態を想定し、東京消防庁などが実施した大規模訓練の一幕だ。こうしたテロ対策訓練も今ではめずらしくない。

 地下鉄サリン事件は、人命救助や捜査の現場に、核(N)、生物(B)、化学(C)テロの脅威を突きつけた。本格的なNBC対策の必要性が迫られたのだ。

 事件を教訓に警視庁公安部は公安機動捜査隊の中に平成12年、NBCテロの初動捜査を担うNBCテロ捜査隊を創設した。隊員は大学で物理、化学、生物学などを専攻したエキスパートたち。同様の組織は現在、東京以外の8道府県警にも設置されている。

 「知識だけではない。命を張れる勇敢なスペシャリスト集団だ」(公安部幹部)。不審物発見や異臭騒ぎの通報を受け、必要とあれば出動する。その数は年間数十件。要請の多さをみても、世間は「不審物」や「異臭」に敏感になったことが浮かびあがる。

                   ◇

 この15年間でNBCテロの発生現場に対応する装備や人員は充実した。その一方で、今も変わらぬ作業を続ける捜査員も存在する。

 オウム真理教による一連の事件で特別手配中の平田信(まこと)(44)、高橋克也(51)、菊地直子(38)を追跡する警視庁捜査共助課の捜査員だ。

 捜査共助課では、管理官(警視)以下6人が専従で3人を追跡。だが、地下鉄サリン事件への関与が疑われる高橋、菊地の痕跡は8年に埼玉県所沢市内で、平田は7年に名古屋市内で確認されたのを最後に途絶えている。

 平田、高橋、菊地に関して全国の警察に寄せられる情報提供は11年に739件、12年に717件と推移したが、13年は362件と半減。昨年は187件にとどまった。事件の風化が捜査にも影響を及ぼす。

 新たな手がかりが皆無ともいえる状況の中、捜査共助課の捜査員は、オウム真理教の関連施設付近で張り込みを続ける一方、人込みで顔の特徴から容疑者を探す「見当たり捜査」を都内の繁華街で続けている。

 人間の顔は年齢を重ねたり、整形手術を施したりすることで変化するが、目と耳の特徴は変わらないとされる。捜査員は雑踏の中で3人の目と耳を探すため、視線をせわしなく動かす。

 「雲をもつかむような…いや、雲をつかむよりも難しいかもしれない」。ある捜査員は厳しい現状を憂い、「すでに死んでいるのか。海外へ逃亡しているのか。そんな思いにかられることもある」ともらす。

                   ◇

 「(米国)テキサスのすしレストランで高橋に似た男が働いている」。20年9月、現地在住の邦人から捜査共助課に情報がもたらされた。国内での痕跡が途絶えていた中での情報だった。警視庁の要請を受けた現地警察が確認に走った。だが、レストランに高橋が働いていた事実は確認されなかった。

 同年5月には平田、菊地と似た人物が愛知と岐阜のコンビニで買い物をしているという情報も寄せられた。両県警の協力のもと、県境付近のコンビニで防犯カメラの画像精査や聞き込みを実施したが、立ち寄った形跡はなかった。

 情報が浮かんでは、それをつぶしていく日々。それでも捜査員は人込みの中に立ち、頭に焼き付けた顔を今日も捜し続ける。捜査員はつぶやいた。

 「3人を逮捕しないと事件は終わらないんだ」(敬称、呼称略)

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隠れた食材で新「郷土の味」(産経新聞)

 知られざる地方の自慢の食材を人気レストランのシェフが腕をふるって「ドレスアップ」し、東京の消費者に伝える。地方と都会を結ぶそんな取り組みが盛んになってきた。仕掛け人は、食や地方にまつわる企画や宣伝のプロたち。シェフにとっては新たな食材を発掘でき、地方にとっては食材を通じて地域の魅力を広く知ってもらえる機会となっているようだ。(津川綾子)

 ◆シェフを招待

 マリンブルーの海に囲まれた長崎県の九十九島。島々に挟まれ、干満差が4メートル近くにもなるという海で「九十九島かき」は育つ。粒が小さく味が濃厚。だが、都会のスーパーで見ることはほとんどない。

 今月8日、九十九島かきの養殖用いかだを囲んで、東京の人気店のシェフ13人が、その身をほお張った。佐世保市の観光コンベンション協会が招待した食材探しツアーで、飲食店検索サイト運営「ぐるなび」(東京都千代田区)が参加を募った。

 なぜ観光振興でシェフを招待なのか。「食は一つの観光資源。もし料理名に『九十九島産の』と名が付けば、観光集客にもつながる」と、同協会の口木史香課長は期待を語る。

 ぐるなびは自治体などと組み、こうした食材探しツアーを平成20年秋から開催。秋田、千葉、和歌山など10カ所に首都圏のシェフを案内した。新たなご当地PR術として注目を集め、他の自治体から問い合わせもある。

 このツアーで九十九島かきを仕入れた東京・銀座のイタリア料理店「ISOLA(イゾラ) blu(ブル)」の濱崎泰輔シェフは「以前は知らなかった食材だが、現地に来て味も生産者の熱意も分かり、早く話がまとまった」。九十九島かきにエシャロットをのせ、赤ワインビネガーをかけた一品も新メニューに決定。効率よく新食材を探せるとあって、多忙な人気店シェフにも重宝だ。

 ◆一度限りの料理

 また、食やまちづくりなどに携わる若者らが立ち上げた「東京ローカルレストラン」も、産地と東京の料理人、消費者の3者を結ぶプロジェクトだ。

 メンバーは毎月2カ所、日本各地の都道府県を訪れる。当地自慢の食材の生産者に会い、農漁業の苦労や喜び、風土の魅力を聞く。そうして都道府県ごとに地域自慢の食材6種ほどを選ぶと、東京の一流シェフに声をかけて「新郷土料理」を創作。月に一度限り、都内で「開店」し、事前に申し込んだ客に供する。農産物の生産者が来店し、語る話はスパイスというより、むしろメーン。東京レストランの自慢メニューは「作り手の思い」なのだ。

 今月27、28日には万葉牛や田中農場の白ネギなど「鳥取県」の6つの食材を、洋食の名店「京橋 ドンピエール」の荒木正輝シェフがフルコースに仕立てる。

 「土地ごとにある多様な食材を知れば、食の時間はもっと豊かになる。このレストランは一日限り。ぜひ、産地に足を運んで」とプロジェクトリーダーの中原一歩さん(32)は話す。 

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 長野県上田市の会社役員小嶋直樹さん(当時61歳)を殺害し、奪ったキャッシュカードで現金約1100万円を引き出したとして、強盗殺人などの罪に問われた、同県千曲市、鉄工所経営朝倉利明被告(50)の裁判員裁判が17日、長野地裁であり、検察側は無期懲役を求刑した。判決は18日。

 論告で検察側は、「残虐非道だが、被害者は1名。被告は反省しており、極刑にはちゅうちょを覚える」と、死刑求刑は避けた。弁護側は最終弁論で、「金銭的に切羽詰まった動機には同情の余地がある」とした。

 起訴状では、朝倉被告は昨年4月、小嶋さんの背中を洋弓銃で撃ち、キャッシュカードの暗証番号を紙に書かせた後、首や胸などを約20回刺して殺害。遺体を鉄製の箱に入れて遺棄するなどしたとしている。

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 東京都国分寺市の市立黒鐘公園前の路上で15日、住所不詳、職業不詳の中川公太さん(22)の遺体が見つかった事件で、立川市内の路上で同日未明に中川さんが数人のグループに車で連れ去られていたことが16日、警視庁小金井署捜査本部への取材で分かった。捜査本部はこの車とみられる車両を押収し、車の名義人ら数人から事情を聴いている。

 捜査本部の調べによると、15日午前0時15分ごろ、立川市羽衣町の路上で、男性2人がバットを持った5人ぐらいのグループに襲われ、うち1人が白のワンボックス車で連れ去られた。現場に残されていた血痕が中川さんのDNA型と一致した。

 約5時間半後、現場から約4キロ離れた国分寺市内の路上で、中川さんが両手を粘着テープで縛られた状態で死亡しているのが見つかった。中川さんは数日前、両親に「仕事でトラブルになった」と話していた。

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奈良男児餓死 祖父母にうそ面会させず 「長男、夫と遊びに」(産経新聞)

 奈良県桜井市の男児餓死事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕されたパート従業員、吉田眞朱容疑者(26)が、死亡した長男の智樹ちゃん(5)の祖父母にあたる自らの両親が自宅を訪れた際に、「(智樹ちゃんは)夫と一緒にどこかに遊びに行っている」などとうそをついて智樹ちゃんと会わせず、自宅にも入れなかったことが5日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、眞朱容疑者は「3年前から夫婦仲が険悪になり、顔が夫と似ている長男が憎らしくなった」と供述。このころから顔面をこぶしや平手でたたいたり、つねったりするようになったと認めており、県警は眞朱容疑者が虐待の発覚を恐れ、祖父母と会わせなかった可能性があるとみている。

 眞朱容疑者と夫で会社員の博容疑者(35)=同容疑で逮捕=は約7年前に結婚。長女(3)が生まれたころに博容疑者の借金が発覚し、次第に夫婦関係が悪化したという。

 眞朱容疑者の実家近くに住む主婦(35)によると、眞朱容疑者は毎週のように実家に帰ってきていたが、いつも長女と2人だけで、智樹ちゃんは見かけたことがなかった。主婦が智樹ちゃんについて尋ねると、「だんなの仕事が休みで見てくれている」と話したという。

 奈良県警は同日、両容疑者を奈良地検に送検した。

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<トランスデジタル>元役員逮捕 架空増資容疑(毎日新聞)

 ジャスダックに上場していたIT関連会社「トランスデジタル」(東京都港区)の民事再生法違反事件に絡み、同社が08年に実施すると公表した増資が架空だった疑いが強まり、警視庁は8日、同社元執行役員の西村幸浩容疑者(43)を金融商品取引法違反(偽計)と電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕した。同社社長の後藤幸英容疑者(44)ら4人についても同容疑で再逮捕し、投資会社元役員の男(35)=別の法人税法違反で起訴=を新たに逮捕する方針。警視庁と証券取引等監視委員会は合同で増資の経緯や資金の流れを調べる。

 他に再逮捕されるのは元副社長、鈴木康平(55)▽健康食品販売会社役員、黒木正博(44)▽投資会社役員、峯岸一(46)の各容疑者。

 捜査関係者らによると、後藤容疑者らは08年7月、新株予約権発行による第三者割当増資で50億円の増資を行うと公表した。ところが同月から翌8月、一部の増資が架空だったのに投資家向け広報(IR)で、計約31億円を増資したとする虚偽の公表をし、資本金を約10億円から約19億円に変更登記した疑いが持たれている。トランス社は増資完了を公表した翌日の08年8月28日に不渡りを出し、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。【酒井祥宏、川崎桂吾】

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借金返済「待ってほしい」=事件前、上田容疑者が運転手に−同居男証言・鳥取不審死(時事通信)

 鳥取県の男性不審死で、トラック運転手矢部和実さん=当時(47)=殺害容疑で再逮捕された元スナック従業員上田美由紀容疑者(36)が、事件数日前に矢部さんから借金返済を求められ、「待ってほしい」と伝えていたことが4日、分かった。上田容疑者と同居していた男(46)=詐欺罪などで起訴=が弁護人に話しているという。
 鳥取署捜査本部は動機について、上田容疑者が生活費名目で矢部さんから借りた270万円の返済をめぐるトラブルとみて、詳しく調べている。捜査関係者によると、上田容疑者は認否を含めて黙秘している状態という。
 上田容疑者は昨年4月4日、矢部さんに睡眠導入剤を飲ませた上、同県北栄町の日本海で水死させ殺害したとされる。
 弁護人によると、男は事件の数日前、上田容疑者と一緒に矢部さんと会った。その際、同容疑者は矢部さんに借金の全額返済を求められたが、「待ってほしい」などと答えていたという。 

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